札幌で競争入札に参加するには?どこに登録すべき?地元企業優遇制度はある?
札幌・北海道で競争入札に参加する際、
「札幌市、北海道、国のどれに登録すればいい?」「地元企業の優遇制度はある?」「実際に受注するコツは?」
という疑問をお持ちの経営者の方は多いです。
札幌市内の企業から寄せられる競争入札に関する疑問に、青山健司行政書士事務所の代表がお答えします。
どこに登録すれば入札に参加できる?
重要なポイント:「受注したい相手(発注元)」ごとに、それぞれの資格を個別に取得する必要があります。
1つの資格で全てをカバーすることはできません。
📋 ターゲット別の登録先
🏛️ 札幌市役所(区役所、市立学校など)から受注したい場合
📍 登録先:札幌市
💡 市独自の案件が非常に多いです
例:市立学校の備品調達、区役所の清掃業務、市営施設の警備など
🏢 北海道庁(各振興局、道立病院など)から受注したい場合
📍 登録先:北海道
💡 道内全域に案件があります
例:道立病院の物品調達、振興局の業務委託、道営施設の管理など
🇯🇵 北海道開発局、自衛隊、税務署などから受注したい場合
📍 登録先:国(全省庁統一資格)
💡 北海道開発局は「国土交通省」の管轄なので、国の資格が必要です
例:国道の維持管理、官庁の物品調達、自衛隊施設の業務委託など
💡 複数登録が必要?
はい、複数の発注元から受注したい場合は、それぞれに登録が必要です。
✅ 例:札幌市と北海道の両方から受注したい場合
札幌市の資格 + 北海道の資格の両方を取得する必要があります
✅ おすすめの優先順位
1️⃣ まず地元自治体(札幌市)の資格を取得
2️⃣ 次に北海道の資格を取得
3️⃣ 余裕があれば国の資格も取得
札幌市の地元企業優遇制度
札幌市は「地元の企業を露骨に(かつ適法に)優先する仕組み」を非常に強く持っています。
🏆 市内業者の圧倒的な優遇
✅ 「市内業者」というだけで、全国区の入札より圧倒的に有利
札幌市に本社または支店がある企業は、入札で優先されます
✅ 市内業者限定の入札案件も多数
一定金額以下の案件では、市内業者のみが参加できる入札が設定されています
📊 加点制度の活用
札幌市では、特定の認証や取り組みを行っている企業に加点されます。
🌟 ワーク・ライフ・バランス認証
札幌市や北海道が認証する「ワーク・ライフ・バランス認証」を取得すると、入札で加点されます
💡 今のうちに取得しておくと、点数の底上げになります
🌟 障がい者雇用
法定雇用率以上の障がい者を雇用している企業は加点対象
🌟 環境配慮
エコアクション21などの環境認証を取得している企業も優遇されます
実際に受注するためのコツ
資格を取得しただけでは、自動的に受注できるわけではありません。
以下のコツを押さえましょう。
1️⃣ まずは「少額の見積もり合わせ」から実績を作る
いきなり大型案件を狙うのではなく、少額案件で実績を積むことが重要です。
💰 見積もり合わせとは?
数社から見積もりを取り、最も安い業者に発注する方式。競争入札より参加しやすい
✅ メリット
実績が増えると、次回以降の入札で評価が上がります
2️⃣ 公告情報をこまめにチェック
札幌市や北海道のホームページで、入札情報が公開されています。
📌 札幌市:札幌市公式サイトの「入札・契約情報」
📌 北海道:北海道庁公式サイトの「入札情報」
✅ こまめにチェックし、自社に合った案件を見つけましょう
3️⃣ 価格だけでなく「総合評価」を意識
最近は「最低価格」だけで決まらず、総合評価方式の入札が増えています。
📊 総合評価方式とは?
価格だけでなく、実績、技術力、企業の信頼性なども評価して落札者を決める方式
✅ 対策
価格を下げるだけでなく、実績作りや認証取得で評価を上げる努力が必要
まとめ
札幌市、北海道、国(北海道開発局など)はそれぞれ個別に資格取得が必要です。
札幌市は地元企業を強く優遇しており、市内業者というだけで有利。
実際に受注するには、少額案件で実績を作り、加点制度を活用することが重要です。
当事務所では、どこに登録すべきか、どの認証を取得すべきかなど、戦略的なアドバイスから申請サポートまで行います。
まずはお気軽にご相談ください。
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札幌・北海道で
競争入札に
参加するコツ -
どこに登録すべき?地元企業優遇制度はある?
発注元ごとに個別登録が必要。札幌市は市内業者を強く優遇。少額案件で実績を作り、加点制度を活用しましょう。
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