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経営者のトラブルの未然防止!『内容証明書』の作り方



内容証明書とは、
『郵便局が一般書留郵便物の相手方に送る文書について証明する』サービスです。
差出人が作成した謄本(相手方に送る文書の写し)を保管することで、

いつ、
どのような内容の文書が、
誰から誰に

差し出されたかを証明します。

目次

内容証明はどのような場面で活躍するのでしょうか?

内容証明郵便とは、

一般的な手紙の差し出した日付、
差出人の住所・氏名、
宛先の住所・氏名、
文書に書かれた内容

を、日本郵便が証明してくれる一般書留郵便物です。
内容証明によって「いつ、誰が、誰に、何を伝えたのか」が証明されることにより、
紛争上の証拠などとして使用されることにもなり、クーリングオフや債権譲渡・時効中断など、
送達された日付が重要となる場面で活躍します。

内容証明の効果は何でしょうか?

内容証明は特定の文章を特定の相手に送付して事実を証明するのみで、
内容証明郵便そのものには法的効果はなく、相手が直ちに応じる義務はありません。

では、内容証明にはどのような効果があるのでしょうか?

日付が確定することにより法的効果が得られる場合

内容証明は『どのような内容の文書』が、『いつ到着したのか』について、
公に証明されるため、紛争等で争いになったときに証拠になり得ます。

具体的には、
時効の完成の催告、
契約解除等の通知、
債権譲渡の通知、
相殺の通知
などがあげられます。

意思を示し、相手方にプレッシャーを与える

相手方にこちらの主張をきちんと伝えられます。
電話、FAXでも伝えることはできるのですが伝えたことが証拠として残ります。
また、メールは送信後の編集や削除ができないため、やりとりの証拠・裏付けとして利用されています。

内容証明の書き方・ルールについて

内容証明は、
相手方に送る文書、
郵便局で保管する文書、
差出人控えとして保管する文書
と合計3部用意する必要があります。
送信方法は郵送(手書き又はPC)・電子内容証明郵便(e内容証明)があります。

字数・行数の制限

縦書き:1行20字以内、1枚26行以内
横書き:1行20字以内、1枚26行以内
    1行13字以内、1枚40行以内
    1行26字以内、1枚20行以内

料金について

内容証明の加算要件
1枚   480円~

郵便物の料金
定形郵便物   84円~
定形外郵便物
・規格内   120円~
・規格外   200円~

一般書留の加算料金
損害要償額が10万円までのもの 480円~

その他
速達   260円~
配達証明 350円~

目安の費用として1,000円~3,000円ぐらい
かかります。

まとめ

日頃の経営活動においては、常に順調とは限らず、
普段気を付けていても、時には相手方とトラブルに見舞われることもあると思います。

訴訟など話がこじれる前に予防策の一環として、内容証明を利用した
リスクヘッジもできるよう基本的な内容が把握しているとより安心して
経営に力を入れていきましょう!

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当事務所では、北海道札幌市及び道内で、
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設立に悩まれている方・経営に悩まれている方お気軽にご相談ください。

PROFILE

青山 健司
青山 健司青山健司行政書士事務所 代表
事務所名:青山健司行政書士事務所
住所 :〒062-0932 北海道札幌市豊平区平岸2条11丁目3番14号 第一川崎ビル1階
TEL:011-815-5282
許可番号:行政書士登録番号15010797号

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